【日産 GT-R NISMO 発表】ミハエル・クルム氏「運転がとても楽しく、本当に速いクルマ」

自動車 ニューモデル 新型車
日産 GT-R 2014年モデル 発表
日産 GT-R 2014年モデル 発表 全 27 枚 拡大写真
日産自動車は11月19日、横浜にある日産グローバル本社ギャラリーにて日産ワークス直系のスーパースポーツカー『GT-R NISMO』を発表した。

GT-R NISMOは、日産のモータースポーツを担うNISMOの手によりチューニングが施されたモデルで、NISMOシリーズのフラッグシップとなるモデルである。

その仕様は、NISMO専用チューンが施された3.8リットル V6エンジンを搭載し、最高出力600PS、最大トルク652Nmを発生する。このエンジンに搭載されている専用タービンは、NISSAN GT-R NISMO GT3にも使われているもの。

シャシーでは、3パターンのモード選択ができる特注のビルシュタインダンプトロニックダンパーを搭載。このサスペンションシステムに加え、ワイドリムのフロントホイール(20×10.0J)とサイズアップした専用ハブボルト、専用タイヤが装着されている。

ボディではNISMOの手によりスポット溶接に加え、構造用接着剤による補強が追加されボディ剛性が高められ、エクステリアでは、風洞実験や最新のシュミレーションによるエアロパッケージが装着されている。このエアロパッケージにより300km/s時に『GT-R』2014年モデル比+100kgのダウンフォースを発生。しかしながらCd値は0.26を達成している。

発表会において、NISMOブランドグローバルアンバサダーでありレーシングドライバーのミハエル・クルム氏は、9月30日に行われたドイツ ニュルブルクリンクでのタイムアタックを振り返り「タイムアタックは素晴らしい経験であり楽しかった。GT-R NISMOは運転がとても楽しいクルマであると同時に、本当に速いクルマです」と述べた。

専用オプションパックを装着したGT-R NISMOは同サーキットにおいて量販車最速の7分8秒679のラップタイムを記録している。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る