【ロサンゼルスモーターショー13】ヒュンダイ、燃料電池車を米国投入…リース料は月々5万円、水素補給は無料

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ヒュンダイ ツーソン・フューエルセル
ヒュンダイ ツーソン・フューエルセル 全 5 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは11月20日(日本時間11月21日未明)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー13において、燃料電池車の『ツーソン・フューエルセル』を米国市場でリース販売すると発表した。

この燃料電池車は今夏、『ix35フューエルセル』として欧州市場へ投入されたモデル。ヒュンダイのCセグメント主力SUV、『ix35』(北米名:『ツーソン』)をベースに開発された燃料電池車で、最大出力136psのモーターを搭載。二次電池は蓄電容量24kWhのリチウムポリマーバッテリー。2つの水素タンクには、700バールの圧力で水素を貯蔵する。

最大航続可能距離は480km。0-100km/h加速は12.5秒、最高速は160km/hの性能を備える。ヒュンダイによると、加速性能はガソリンエンジン車と同等だという。

今回、ヒュンダイはロサンゼルスモーターショー13において、ツーソン・フューエルセルの米国市場投入を発表。2014年春、まずは南カリフォルニアでリース販売を開始する。リース料は月々499ドル(約5万円)。この中には、水素の補給代とメンテナンス費用を含む。

ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフチック社長兼CEOは、「水素燃料電池車は次世代ゼロエミッション技術の表れ。ヒュンダイは量産燃料電池車のリーダーとして、ツーソン・フューエルセルを米国の顧客に届けていく」とコメントしている。

《森脇稔》

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