大型低音重力波望遠鏡を整備するためのYアームトンネルが貫通

宇宙 テクノロジー
KAGRA計画図(東京大学宇宙線研究所提供)
KAGRA計画図(東京大学宇宙線研究所提供) 全 2 枚 拡大写真

国立天文台は、岐阜県飛騨市神岡町に建設中のKAGRA(大型低温重力波望遠鏡)の2本のトンネルのうち、Yアームと呼ばれるトンネルが貫通したと発表した。

【画像全2枚】

KAGRAは、長さ3kmの真空パイプのアームを2本持つ、世界で唯一の地下重力波望遠鏡。東京大学宇宙線研究所と国立天文台、高エネルギー加速器研究機構とが連携しながら、国内外の数多くの研究機関の研究者の協力も得て推進している。

神岡町の池の山地下200m地点で、2012年5月から合計6kmのトンネル掘削を目指して工事を進めてきたが今回、2本のアームが交わる最南端に位置する跡津入口から北北西に伸びる、Yアームと呼ばれるトンネルが開通した。

跡津方面、アーム先端部に位置する茂住方面の両端から掘り進め、跡津方面から1754メートルの位置で貫通した。もう1本のアームであるXアームは、跡津方面から掘り進めており、現在、アーム全長の4分の3ほどに達している。

世界初の重力波検出を目指し、工事は急ピッチで進められている。掘削は今年度中に完成する見通しで、2015年の初期観測、201年から2018年に本格観測する予定。

《レスポンス編集部》

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