歩道を走行していた無灯火の自転車、対向してきた男性に衝突

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14日午後7時20分ごろ、兵庫県姫路市内の市道で、歩道を歩いていた72歳の男性に対し、対向してきた自転車が衝突する事故が起きた。男性は頭部強打で意識不明の重体。自転車に乗っていた15歳の男子中学生も軽傷を負っている。

兵庫県警・姫路署によると、現場は姫路市田寺東付近で片側1車線の直線区間。片側に幅員約2mの歩道が設置されている。72歳の男性は歩道を歩いていたが、無灯火の状態で対向してきた自転車が正面から衝突した。

男性は転倒した際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となっている。自転車には15歳の男子中学生が乗っており、この中学生も打撲などの軽傷を負っている。

現場は自転車の進行方向に下り坂となっていて、事故当時はかなりの速度が出ていたとみられる。灯火は故障していた。警察では中学生から重過失傷害容疑で事情を聞いているが、聴取に対しては「避けようと思ったが、避けきれずに突っ込んだ」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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