コンチネンタルは、高度な運転支援システムから自動運転に進化するロードマップを、2014年1月7日より米国ラスベガスで開催される「2014 インターナショナル CES」で発表する。
コンチネンタルは、2013年9月にフランクフルト国際モーターショーで、IBMとの業務提携を発表した。現在両社は、次世代のElectronic Horizonプラットフォームを開発し、予測型運転の強化を計画。Electronic Horizon技術は、デジタル地図を利用して前方の道路を予測し、すぐ前方に見える景色を効果的に拡張し、より安全かつスマートで環境に優しい車の運転を実現する。
現在のElectronic Horizon技術は、静的な地図データを使用して最も効率的な運転ルートを計算するのみだが、今後はクラウド上のソースを利用できるようにし、地図データの強化を図る。さらに、車両センサーを利用したリアルタイムでの情報送受信を組み合わせ、最終的には、クルマ自身が前方の道路状況を予測。自動運転の実現に向け、技術開発を進めていく。
コンチネンタルの自動運転に対する取り組みは、2016年までに部分的な自動運転、2020年までに高度な自動運転、そして、2025年までに完全自動化という、主に3つのフェーズで計画されている。