カシオ計算機は、クアラルンプールに完全子会社カシオ・マレーシアを設立する。東南アジア域内3番目となる。ベルナマ通信が報じた。
カシオは発表した声明の中で、マレーシアは市場規模や富裕層の増加、経済の成長、個人支出が増加しており、大きな可能性があるとの見解を示した。マレーシア事務所することで、新たな販売網の設立などにつながり、マレーシア及び域内で高まっている需要に応えることができるとした上で、域内のプレゼンスの強化、市場ニーズの深い理解、商品の人気維持につながると明らかにした。
カシオは2000年にシンガポールに、2011年にはジャカルタに事務所を設立している。シンガポール事務所がジャカルタ及びマレーシア事務所を総括し、3カ国の売り上げ促進活動や事業の効率化に取り組んでいく方針だ。