ペナン沖で体長2.4メートル、重さ200キログラムもある巨大なハタ「タマカイ」が捕獲され、6日にレブ・ナンキン市場で一般公開された。
市場関係者によると、これだけの大物は過去40年みたことがないという。1万1,000リンギの高値でレストランに引き取られた。
漁業関係者やメディアがはしゃぐ一方、海洋生物の専門家は種の保存や海洋資源管理の観点から懸念を示している。マレーシア科学大学(USM)のアイリーン・タン準教授は、捕獲された「タマカイ」の年齢を60歳と推定。「タマカイ」の数は減少に瀕しており近く絶滅危惧種になるとした上で、今回のように特に大型のものは捕獲してもリリースするなど保存に努めるべきと述べた。