200キロの巨大ハタ捕獲、1万1千リンギで売却

エマージング・マーケット 東南アジア

ペナン沖で体長2.4メートル、重さ200キログラムもある巨大なハタ「タマカイ」が捕獲され、6日にレブ・ナンキン市場で一般公開された。

市場関係者によると、これだけの大物は過去40年みたことがないという。1万1,000リンギの高値でレストランに引き取られた。

漁業関係者やメディアがはしゃぐ一方、海洋生物の専門家は種の保存や海洋資源管理の観点から懸念を示している。マレーシア科学大学(USM)のアイリーン・タン準教授は、捕獲された「タマカイ」の年齢を60歳と推定。「タマカイ」の数は減少に瀕しており近く絶滅危惧種になるとした上で、今回のように特に大型のものは捕獲してもリリースするなど保存に努めるべきと述べた。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  2. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  3. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  4. 中国エリア初、「アルパインスタイル広島183」がグランドオープン
  5. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
  6. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  7. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  8. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  10. 光岡のSUV『バディ』、150台限定で再販売決定…726万円で先行予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る