マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2013年11月の輸出高は622.5億リンギで、前年同月比で6.7%増加した。前月比では7.2%の減少となった。
輸入高は525.3億リンギで、前年同月比で6.4%増加したが、前月比では10.8%減少した。貿易高は1,147.8億リンギで、前年同期比で6.6%増加し、前月比で8.9%減少した。貿易収支は97.2億リンギの黒字で、前年同期比で8.7%、前月比で18.0%それぞれ増加した。
11月の輸出先を国・地域別で見ると、中国がトップとなり、2-5位はシンガポール、日本、米国、香港の順。日本への輸出額は67.8億リンギで、前年同月比5.6%の増加となった。液化天然ガス(LNG)と電気・電子製品の輸出が増加したことが影響した。1位だった中国は前年同月比で31.1%、2位のシンガポールが同2.7%それぞれ増加し、4位の米国は同2.1%減少した。品目別では、電気・電子が214.5億リンギでトップ。これにLNG、精油製品が続いた。
11月の輸入は、中国が94.4億リンギでトップとなった。シンガポールが62.5億リンギで2位となり、日本は44.6億リンギで3位だった。品目別では、電気・電子製品が154.1億リンギでトップ。これに精油製品、化学製品が続いた。