2013年のマレーシア外貨準備高、1年間で145億リンギ増に

エマージング・マーケット 東南アジア
2013年のマレーシア外貨準備高、1年間で145億リンギ増に
2013年のマレーシア外貨準備高、1年間で145億リンギ増に 全 1 枚 拡大写真

12月31日時点における外貨準備高は4,417億リンギ(1,349億米ドル)となり、12月13日時点(4,408億リンギ=暫定値)から0.20%の増加となった。

リンギ安のため米ドル換算では4億米ドルの減少となった。同準備高は輸入高の9.6カ月分、短期対外債務の3.7倍に相当する。

1年前の同期(4,272億リンギ)との比較では、145億リンギの増加となった。中央銀行バンク・ネガラは、外貨準備高が増加したことについて、経常収支の黒字、外国直接投資(FDI)、非居住者の資産ファンド、銀行のファンドなどで好調を維持していることの表れとの見解を示した。

マレーシアの外貨準備高は、2008年6月末に過去最大の4,109億リンギまで上昇したが、その後減少に転じて、2010年6月末には3,100億リンギ台を割り込んだ。しかしその後は徐々に上昇に転じ、2011年12月半ばに4,298億リンギで過去最高を記録。その後いったん下落傾向が続いた。2012年6月末から再び増加に転じ、同年9月末に4,213億リンギに下落していた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  6. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  7. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  8. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  9. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  10. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る