TRDは、自社開発のチューニングパーツや競技用パーツのための研究開発車両がある。北ホールにあるTRDブースに展示してある「86 TRD Gfiffon Concet 014」がそれだ。
この車は、カーボン素材を使った大幅な軽量化、エアロパーツ、追加スポット溶接によるボディ剛性の強化などを行い、86の走行性能の追及を行っている。2013年3月には筑波サーキット2000では1分0秒748というベストラップを記録した。
2014年モデルは、ピストンやコンロッド、ECUなどの試作品を投入したエンジンチューン、クロスミッションやメタルクラッチ、クラッチカバーなども新しくされている。これらのチューニングによって1分切りを目指すという。
Griffon Conceptは研究開発車両のため、単に車両単体の性能アップやチューニングをすることが目的ではない。このようにして効果が確認された技術やパーツなどは、TRDの競技用パーツやドレスアップ、チューニングパーツにフィードバッグされている。