人材サービスのランスタッド・ホールディングスは22日、最新の「ランスタッド・ワールド・オブ・ワーク・リポート」の調査結果を発表した。
66%のマレーシア人回答者がキャリアを積むために12カ月以内に退職を計画していると答えたことがわかった。回答率は豪州(57%)や中国(61%)、ニュージーランド(63%)、インド(64%)に比べ高かった。
調査は、アジア太平洋地域の1万4,000人のビジネスリーダーや人事担当者などの18-65歳の雇用者を対象に行われた。退職を考える理由として、マレーシア人回答者は55%が給与、35%が職場での評価の低さ、21%が上司への不信感を挙げた。
ランスタッドは、調査はマレーシア人にとりキャリアを積むことの重要性を明確に表しているとの見解を示した。人材を引き止めるには、トレーニングや能力開発プログラムなど人材マネージメントへの投資すべきと述べた。
また調査では、62%の回答者が昨年昇給したと回答しており、アジア太平洋域内で最も回答率が高かったことがわかった。