2013年Q4のマレーシア経済成長、予想平均は5.07%…昨年通年予想は4.16%

エマージング・マーケット 東南アジア

2013年第4四半期(Q4)の国内総生産(GDP)成長率について、銀行や証券会社、シンクタンクなど23社の予想平均は5.07%となった。

対外部門の回復によりマレーシア経済も成長基調にあるとの見方が大半だ。第3四半期のGDP成長率は5%だった。

「ビジネス・タイムズ」が実施した調査によると、Q4成長予想は最も低いもので4.0%、最も高いもので6.0%となった。2013年通年の平均予想は4.16%、2014年は同5.15%となっている。

ムーディーズは最新のリポートの中で、電気製品への需要が貢献し、昨年第4四半期の成長率は第3四半期同様5%となったと予想。今年上期は5%以上の経済成長を見込んでいる。今年は欧州、米国経済の回復を受けて対外部門の改善を見込んでいる。リンギ安も輸出競争力を後押しするという。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは世界経済の回復を受けて輸出と製造業が好調となる一方で、国内需要は停滞すると予想している。アライアンス・リサーチは今年の経済成長率を5%以上、下期の経済活動の活発化および先進国経済からの需要増加を見込んでいる。

千田真理子

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