3月4日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14。ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェが、『911』の新バージョンを初公開する可能性が出てきた。
これは、米国の自動車メディア、『JALOPNIK』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「ポルシェがジュネーブモーターショー14で、『911タルガ ターボ』を発表する」と伝えている。
ポルシェは2014年1月、デトロイトモーターショー14において、新型『911タルガ4』を発表。クーペとカブリオレの中間的キャラクターを持つ新しい911として登場した。
モチーフは、1965年に誕生した初代『911タルガ』。新型911タルガ4には、画期的なルーフ格納システムを採用しており、フロントシート上方のルーフセクションが可動式。Cピラーは省略され、リアウインドウがサイドに回り込むようなデザイン。ボタンを操作すると、フルオートマチックのルーフシステムが、コンバーチブルトップをリアシートシステム後方に格納し、良好な視界を確保する。
同メディアが報じた911タルガ ターボは、この新型911タルガ4に、新型『911ターボ』のパワートレインを移植した最強グレードとして設定されるもよう。新型911ターボの場合、3.8リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力520ps、最大トルク72.4kgmを引き出し、0-100km/h加速3.2秒、最高速315km/hの実力だ。