サルマラリアのヒトへの感染が増加傾向、医師会が懸念…マレーシア

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マレーシア医師会は、人獣共通感染症のサル・マラリアのヒトへの感染件数が増加傾向にあると懸念している。

マラヤ大学の寄生虫学部のコンサルタント、インドラ・ビシリンガム医師が「ザ・サン」に明らかにしたところによると、2004年以降サル・マラリアの感染件数が増加傾向にある。

サル・マラリアはアカゲザルやカニクイザルなどを固有の宿主とするサル・マラリア原虫により感染する。サル・マラリアに感染した場合は早めに治療を受けることで重症化を防ぐことが可能だという。死亡に至る可能性もあるという。

サル・マラリアは1992年、マレーシアにおけるマラリア感染の1%を占めるのみだたが、2011年には35%にまで増加している。保健省は感染拡大を防ぐため研究や監視システムの構築などの対策を行っている。2020年までの撲滅を目指すとしている。

保健省は1967年以降、マラリアの感染件数を減らす取り組みを行っており、2000年には1万2,705件だったのが2010年には4,725件に減少している。サル・マラリアの感染者の多くが農園労働者で、開発による森林破壊がサル・マラリアの感染件数増加の一因と考えられている。
(ザ・サン、3月3日)

千田真理子

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