クアラルンプール新国際空港で新サテライト建設を計画か…本格的に検討へ

エマージング・マーケット 東南アジア

空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)が、クアラルンプール新国際空港(KLIA)において新たなサテライト・ビルの建設を計画している模様だ。

情報筋によると、新たなサテライト・ビルには30以上のゲートを設け、2,500万人の利用客に対応することができるという。推定コストは20億リンギ。メイン・ターミナルビルとの間ではエアロトレインで結ばれるという。

サテライト・ビルを航空連合の「ワン・ワールド」加盟航空会社に割り当てる可能性もあるという。KLIAを利用している航空会社の数は64社で、うち3社が格安航空専用ターミナル(LCCT)を利用している。

昨年、MAHBが運営している空港の利用客は4,000万人で、KLIAの利用客数は2,500万人、LCCTの利用客数は1,500万人だった。建設当初の計画では、KLIAは2,500万人に対応できるように建設されていた。MAHBは現在、新たな格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)の建設を進めており、5月2日の開業を予定している。完成次第新たなサテライト・ビルの建設計画の本格的な検討に入ると見られている。KLIA2は4,500万人の利用に対応できるよう設計されている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  6. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  7. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  8. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  9. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  10. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る