クアラルンプール新国際空港で新サテライト建設を計画か…本格的に検討へ

エマージング・マーケット 東南アジア

空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)が、クアラルンプール新国際空港(KLIA)において新たなサテライト・ビルの建設を計画している模様だ。

情報筋によると、新たなサテライト・ビルには30以上のゲートを設け、2,500万人の利用客に対応することができるという。推定コストは20億リンギ。メイン・ターミナルビルとの間ではエアロトレインで結ばれるという。

サテライト・ビルを航空連合の「ワン・ワールド」加盟航空会社に割り当てる可能性もあるという。KLIAを利用している航空会社の数は64社で、うち3社が格安航空専用ターミナル(LCCT)を利用している。

昨年、MAHBが運営している空港の利用客は4,000万人で、KLIAの利用客数は2,500万人、LCCTの利用客数は1,500万人だった。建設当初の計画では、KLIAは2,500万人に対応できるように建設されていた。MAHBは現在、新たな格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)の建設を進めており、5月2日の開業を予定している。完成次第新たなサテライト・ビルの建設計画の本格的な検討に入ると見られている。KLIA2は4,500万人の利用に対応できるよう設計されている。

広瀬やよい

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