イオンマレーシア、通年決算で増収増益に

エマージング・マーケット 東南アジア

イオン・カンパニー(マレーシア)は、2013年の通年決算で、売り上げが35億1,442万リンギとなり、前年比で7.9%増加した。

純利益は2億3,096万リンギで、前年比8.5%の増加となった。

小売部門の売り上げは、前年比7.8%増の30億4,172万リンギとなった。既存店舗の業績が好調だったことや新店舗の開設、イオンのポイントカード会員向けセールが売り上げの増加に貢献した。

プロパティー・マネージメント事業の売り上げは4億7,270万リンギとなり、前年比で9.1%増加した。新たなショッピング・センターをオープンしたことや、入居テナントの賃貸料金が前年比で増加したことが売り上げに貢献した。
第4四半期(10-12月期)では、売り上げは前年同期比で6.9%プラスの9億3,264万リンギとなった。純利益は7,544万リンギとなり、同11.8%の減少となった。営業費用が膨らんだことや新店舗の開設により減益となった。

イオン・カンパニーは今年の見通しについて、政府による補助金削減や物価の上昇が予想されるが、マレーシア経済は安定を維持し、国内消費は緩やかに成長すると見込んでいる。経済の成長とともにさらに小売部門と不動産部門が成長すると期待している。プレゼンスの強化や競争力の増強を図っていく方針だ。

広瀬やよい

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