マレーシアみずほ、センチュリーに初のイスラム金融を貸出

エマージング・マーケット 東南アジア

みずほ銀行は3月28日、子会社のマレーシアみずほ銀行が東京センチュリー・リース連結子会社のセンチュリー・トウキョウ・キャピタル(マレーシア)に対しイスラム金融による貸出を実行したと発表した。

センチュリー・トウキョウ・キャピタルへの貸出は、コモディティ・ムラバハと呼ばれ、コモディティーの売買を介在させることでイスラム教で禁じられている利息の授受を回避する取引。運転資金をはじめとする幅広い資金ニーズに対応できる。この度の貸付は、マレーシアみずほにおける初のイスラム金融貸付となり、みずほ銀行としても日系企業向けイスラム金融貸出は本件が初となる。

マレーシアみずほは2012年に中央銀行バンク・ネガラより外貨建てイスラム金融ビジネスユニット設置の許可を取得し、2013年10月よりイスラム金融による貸出の取扱いを開始していた。4月中には、リースに類似した設備資金等に用いられるイジャーラと呼ばれるイスラム金融商品の取扱いを開始する予定だ。

広瀬やよい

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