3月のトヨタ中国販売、19%増…コンパクトカーとSUVに支持

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トヨタ ヴィオス(上海モータショー13)
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トヨタ自動車の中国法人は4月1日、3月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は約9万0400台。前年同月比は19%増と、7か月連続で前年実績を上回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する買い控えの動きが広がった。トヨタの3月の中国販売の結果を見ると、尖閣問題の影響は完全に脱した形。

また、3月の新車販売の好調さは、新車効果による部分が大きい。トヨタは2013年8月、新型『RAV4』を中国市場で発売。現地でのSUV人気を追い風に、販売は好調に推移している。

また、2013年11月には、新型『ヤリス』と新型『ヴィオス』を中国市場に投入。これらのコンパクトカーが、従来よりもベース価格を20%引き下げた効果も手伝い、支持を集める。

トヨタの2014年第1四半期(1- 3月)の中国新車販売台数は、前年同期比23.4%増の22万7900台。トヨタは2013年、中国で91万7500台を販売。2014年の販売目標は、前年比20%増の110万台に設定している。

《森脇稔》

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