GST導入への反対集会、NGOなどが5月1日に計画

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

物品・サービス税(GST))導入に反対する抗議集会が5月1日に行われ、ダタラン・ムルデカ(独立広場)からクアラルンプール・シティ・センター(KLCC)のツイン・タワーまでデモ行進が行われる予定だ。マレーシア・クロニクルが報じた。

デモ行進を計画している非政府組織(NGO)、野党連合・人民同盟(PR)などからなる委員会によると、当局との調整を経て詳細を発表するという。

委員会メンバーのハッタ・ラムリ氏は、GSTは2015年4月に導入が予定されており、抗議活動を通じて政府に反対意見をはっきりと示す方針だと述べた。GSTの導入は所得税を払う必要のなかった低所得層にとって大きな負担となると指摘。富裕層から税金を集めることが出来なかった、既存の税制が失敗したことの表れだと批判した。

抗議集会には学生も多く参加すると見込まれている。抗議集会を計画しているNGOは、ソリダリティ・アナク・ムダ・マレーシア、トゥルン、クアラルンプール・セランゴール華人集会、環境保護団体ヒムプナン・ヒジャウ(緑の連帯)など。

デモではGST反対のほか、最低賃金1,500リンギ、公平で自由な選挙、環境保護、教育費無料化、女性労働者、移民労働者の人権保護などを求める声もあげられる。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  6. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  7. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  10. “トヨタ色”薄まる日野自動車、三菱ふそう統合後はダイムラー出身の新社長[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る