GST導入への反対集会、NGOなどが5月1日に計画

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マレーシア クアラルンプール
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物品・サービス税(GST))導入に反対する抗議集会が5月1日に行われ、ダタラン・ムルデカ(独立広場)からクアラルンプール・シティ・センター(KLCC)のツイン・タワーまでデモ行進が行われる予定だ。マレーシア・クロニクルが報じた。

デモ行進を計画している非政府組織(NGO)、野党連合・人民同盟(PR)などからなる委員会によると、当局との調整を経て詳細を発表するという。

委員会メンバーのハッタ・ラムリ氏は、GSTは2015年4月に導入が予定されており、抗議活動を通じて政府に反対意見をはっきりと示す方針だと述べた。GSTの導入は所得税を払う必要のなかった低所得層にとって大きな負担となると指摘。富裕層から税金を集めることが出来なかった、既存の税制が失敗したことの表れだと批判した。

抗議集会には学生も多く参加すると見込まれている。抗議集会を計画しているNGOは、ソリダリティ・アナク・ムダ・マレーシア、トゥルン、クアラルンプール・セランゴール華人集会、環境保護団体ヒムプナン・ヒジャウ(緑の連帯)など。

デモではGST反対のほか、最低賃金1,500リンギ、公平で自由な選挙、環境保護、教育費無料化、女性労働者、移民労働者の人権保護などを求める声もあげられる。

千田真理子

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