極東開発、タイに生産・販売拠点を設立…海外4拠点目

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調印式の様子
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極東開発工業と子会社の日本トレクスは4月17日、タイにおいて新たにバンボディーおよび特装車の生産・販売拠点「TREXタイルーン」を設立すると発表した。

極東開発工業は、主力の特装車事業において、中長期的に需要が見込まれる地域をターゲットとした海外展開の強化を経営の最重要課題と位置づけている。今回、インフラおよび物流網整備が進むタイにおいて、中国・昆山工場、インド工場およびインドネシア工場に次ぐグループ4番目の海外生産拠点を立ち上げることとした。

タイでの拠点設立にあたっては、生産、販売および今後の事業拡大を考え、現地企業および現地に精通した商社の協力を得ながら進めるスキームが最善と判断。タイに進出している海外の自動車・建機メーカーのサプライヤーで、カーディーラー経営や自社ブランドの自動車販売なども行うタイルーン社と、泰国三井物産の現地子会社であるミットサイアム社、および同社、日本トレクスとの4社で合弁会社を設立し運営する。

合弁会社では、日系企業の進出が進むタイで、今後日本式物流形態の導入推進や、タイ政府主導による大規模なインフラ整備計画等により、大きな需要が見込まれるカーゴ系車両および建設関連の特装車両をターゲットとし、ウイングバン、現地仕様となる10ドアバンおよびダンプトラックの生産と販売を行う。

新会社の資本金は3億バーツ(約9億3600万円)。出資比率は極東開発工業15%、日本トレクス30%、タイルーン社40%、ミットサイアム社15%。2015年1月より営業を開始し、2017年12月期の売上高7億0500万バーツ(約22億円)を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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