プラチナ・タウン「マリカナ」ストライキ中労働者が処遇受け入れへ

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ふだんにぎやかな「マリカナ」ストライキにより双方に動き
3か月に及ぶストライキを行っているプラチナ鉱山労働者が、雇用主である南アフリカ・プラチナ生産事業者ロンミンによる、いかなる処遇も受け入れる準備ができているとした。「食べるものもない。お金もない。1000ランド(94ドル)であっても受け入れる体勢でいる」とモザンビーク人の彼は語っている。

最新のロンミンの年間給与に関する提示によると、最大10%引き上げ、新入労働者基本給与については、2017年までに月額9250ランドにすると、直接労働者にテキスト・メッセージを送っている。これにより鉱山労働者組合であるAMCUと生産事業者の間で、ストライキ収束へ向けての動きを見せている。

ロンミン側と労組の今後の動向は。
会社側は、AMCUに対し今回の提示を受け入れ、労働者が持ち場に戻らせる働きかけをするように押し進めている。長きにわたり給与小切手のない労働をしてきたにもかかわらず、今回の提示を労働者側が受け入れる見込みである。

「今回の提示を労働者は真剣に考慮しなければならない。一緒に働き、この給与に関する行き詰まりの解決策を見いださなければならない。」と一部メッセージでも書かれており、モザンビーク人の彼も、「ストライキをしにここへ来たわけではない。金額を受け入れるだろう」とも話している。マリカナでは解決・合意に近づき始めている。

プラチナ・タウン「マリカナ」ストライキ中労働者が処遇受け入れへ。

《アフリカビジネスニュース》

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