しなの鉄道「ろくもん」、7月11日から運転開始

鉄道 企業動向
しなの鉄道の観光列車『ろくもん』の特設ウェブサイト。7月11日から運転を開始する。
しなの鉄道の観光列車『ろくもん』の特設ウェブサイト。7月11日から運転を開始する。 全 3 枚 拡大写真

しなの鉄道はこのほど、観光列車『ろくもん(ROKUMON)』の専用サイトを開設した。列車は7月11日から運転を開始する。

『ろくもん』は「しなの鉄道沿線地域の魅力満載列車」をコンセプトとした観光列車。115系の改造車3両編成を使用する。車内は長野県産木材を多用したデザインでまとめられており、いわゆる「レストラン列車」としての運転にも対応している。

原則として土曜・休日を中心に運行し、4~11月は金曜も運行する。当面の運転日は7月11~13・18~21・25~27・29・30日、8月1~6・8~10・13~17・19・20・22~24・26・27・29~31日。運行時刻は1号=軽井沢10時41分発~長野12時59分着、2号=長野13時25分発~軽井沢15時41分着、3号=軽井沢15時57分発~長野17時38分着となる。

座席数は72席で全席指定。1・2号は1号車を「乗車券指定席プラン」、2・3号車を「食事付きプラン」として販売し、3号は全車「乗車券指定席プラン」になる。「乗車券指定席プラン」は任意の区間を利用できるが、飲食類は別料金での販売になる。利用に際しては乗車区間の運賃のほか、指定席券(大人1000円・子供500円)が必要だ。

一方、「食事付きプラン」は旅行商品として発売される。軽井沢~長野間に乗車し、沿線地域の食材を使用した食事サービスやドリンク、停車駅でのお土産サービスなどが提供される。旅行代金は大人・子供同額で1万2800円。

《草町義和》

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