国際協力銀行、日本及び中国の造船所が建造するばら積み貨物船に融資

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国際協力銀行(JBIC)は、香港系大手海運オペレータPacific Basin Shipping Limited*1(Pacific Basin)の100%出資子会社である英領バージン諸島法人PB Vessels Holding Limited(PBVH)との間で、融資を決定した。

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今回の融資は、ばら積み貨物船計18隻を購入するための資金として、融資金額計約17億5000万米ドル(JBIC分)を限度とするバイヤーズ・クレジット及びローカル・バイヤーズ・クレジットを適用する形式で行われる。

本日、今回の融資のうち、16隻分については、PBVHが本邦造船4社が建造するばら積み貨物船を購入するための資金として、融資金額計約15億2100万米ドル(JBIC分)の輸出クレジットラインを設定するための一般協定を締結した。

また、2隻分については、ツネイシホールディングスが100%出資する中華人民共和国法人常石集団(舟山)造船有限公司(常石舟山)が建造するばら積み貨物船をPBVHが購入するための資金として、融資金額計約2億2800万米ドル(JBIC分)のローカル・バイヤーズ・クレジットの貸付契約を締結した。

本融資には、シティバンク銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友信託銀行、が協調融資行として参加しており(協調融資総額計約30億4300万米ドル(16隻分計)及び計約4億5700万米ドル(2隻分計))、民間金融機関融資部分には日本貿易保険(NEXI)による保険が付保される。

本件の実質的な船舶購入者であるPacific Basinは、香港を拠点とする、中型ばら積み貨物船で世界最大手の海運オペレータ。Pacific Basinは本邦造船会社の造船技術を高く評価し、JBICの融資を活用することで、今回の大型発注が実現した。

本融資は、本邦造船会社の海外現地法人である常石舟山における取引を対象とすることにより、本邦造船会社のグローバルな受注力強化・販売拡大を支援すると共に、日本から輸出される船舶については、クレジットラインを活用することで、日本の造船業の国際競争力の維持・向上に貢献するものだ。

《山内 博》

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