シンフォニアテクノロジー、インドネシアに現地法人を設立

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インドネシア駐在員事務所が入るオフィスビル
インドネシア駐在員事務所が入るオフィスビル 全 2 枚 拡大写真

EVモーターを手がけるシンフォニアテクノロジーは、5月30日よりインドネシア駐在員事務所を現地法人化し、当社子会社の「PT. SINFONIA TECHNOLOGY INDONESIA」として開業する。

同社グループでは「グローバル事業の拡大」の地域としては中国とASEANを最重要地域と位置付けており、事業拠点の整備と強化を進めている。

同社はインドネシアの首都ジャカルタに2012年10月に駐在員事務所を開設し、ローカル需要向け製品開発の情報収集を行ってきた。その結果、インドネシアの製造業においては、人件費のアップに伴い省人化、省力化が加速しており、この分野で多くの製品ラインナップを持つ同社製品の潜在需要が期待できると判断し、現地法人を設立、現地顧客への販売活動を開始するという。

同社は、1970年代から日本国内からインドネシア市場には発電機や鉄鋼向けリフマグ、砂糖業界向け振動搬送装置などを納めているが、今後は鋳造業界や自動車や電子機器向けのパーツフィーダ、さらには航空機用電源車、鉄鋼業向けの産業車両などの拡販も見込んでいる。

製品はタイの生産拠点を中心に、日本国内からもインドネシアへ提供する。なお、インドネシア現地法人の売上計画は初年度3億円、4年後の2017年度には15億円を目標としている。

《山内 博》

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