マレーシア航空、1-3月期で赤字が大幅拡大…MH370事件の影響で

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア航空
マレーシア航空 全 1 枚 拡大写真

マレーシア航空(MAS)は、同社第1四半期(1-3月期)決算を発表。売り上げが前年同期比1.8%微増の36億68万リンギとなったが、純損失が前年同期の2億7883万リンギから、4億4339万リンギに悪化したと明らかにした。

3月8日にMH370便が消息不明となった事件の影響で赤字が更に拡大した。

アハマド・ジャウハリ最高経営責任者(CEO)は、常に第1四半期の業績は他の時期と比較して低い傾向にあるため、純損失を計上することは想定内であったと述べた。しかしMH370便が消息不明になったことで、中国からの売り上げが3月は60%減少し、業績を圧迫したとコメント。今でも消費者は中長期的に旅行に対して慎重になっている傾向があると分析した。一方で、第1四半期において事業の生産性を改善し、航空機の利用率の改善、ベンダーやサプライヤーのマネージングコストは改善したと述べた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  6. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  7. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  8. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  9. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  10. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る