マレーシア人の68%、「仕事に熱心」…ケリー調査

エマージング・マーケット 東南アジア

米人材派遣大手のケリー・サービスは、ケリー世界労働力指標(KGWI)を発表、マレーシアの労働者の多くが仕事に熱心であることが明らかになった。ザ・サンが報じた。

マレーシアの回答者の68%が仕事に「とても熱心」または「熱心」に取り組んでいると回答。シンガポールでは63%、タイと香港は64%、中国は73%、インドネシアでは80%だった。調査には31カ国の23万人が参加、マレーシアからは2300人が回答した。

マレーシア人回答者の37%が1年前と比べて会社への忠誠心が弱まったと回答、雇用主に高く評価されていると感じているとの回答は13%にとどまった。また61%が向こう12カ月で転職を考えていると答えた。就職活動についてマレーシア人回答者の60%はソーシャルメディアを通じて活動すると回答。世界平均の36%を大きく上回った。

転職理由としてマレーシア人回答者の71%が挙げたのは賃金や手当で、Y世代の回答者では77%を占めた。また、経営上の問題(52%)やキャリアアップ(47%)、ワークライフバランスの改善(45%)も転職の理由に挙がった。

働く環境については70%がフレキシブルな就労を望むとし、63%は協力的な環境を希望、59%は情報技術(IT)を駆使し、時差や場所に関係なく働くことができるバーチャル・チームでの勤務を望むと答えた。

千田真理子

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