トヨタ中国販売、2.7%増の8万台…SUVが好調 5月

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トヨタ RAV4 新型
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トヨタ自動車の中国法人は6月3日、5月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は約8万1100台。前年同月比は2.7%増と、9か月連続で前年実績を上回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する買い控えの動きが広がった。トヨタの5月の中国販売の結果を見ると、尖閣問題の影響は払拭。

一方、5月の前年同月比は2.7%増と、4月の12.4%増、3月の19%増から、伸び率が鈍化した。これは、主力セダンの『カローラ』が、6月にモデルチェンジを予定。顧客の間に、買い控えの動きが出たためと見られる。

また、トヨタの5月の中国販売では、SUVが引き続き人気。トヨタは2013年8月、新型『RAV4』を中国市場で発売し、支持を拡大。5月は、中型SUVの新型『ハイランダー』も、現地でのSUV人気を背景に、販売を伸ばした。

トヨタの2014年1- 5月の中国新車販売台数は、前年同期比16.1%増の39万4900台。トヨタは2013年、中国で91万7500台を販売。2014年は、前年比20%増の110万台以上の販売を、目標に掲げている。

《森脇稔》

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