日産自動車の中国法人は6月4日、5月の中国における新車販売結果を明らかにした。商用車や、輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた5月の総販売台数は、約10万6100台。前年同月比は3.1%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
中国では2012年9月中旬、日本政府の尖閣諸島国有化発表に反発する大規模なデモが発生。その後、日本車に対する買い控えの動きが起きた。しかし、現在では、その影響はほぼ解消する。
日産の5月の中国販売は、前年同月比が3.1%増。4月の14.7%増、3月の26%増に対して、伸び率がひと桁台に鈍化した。これは、中国経済の減速傾向を受けて、景気に敏感な企業や個人事業者が、小型商用車の購入を控えたためと見られる。
一方、乗用車の販売は5月も好調。小型セダンの『シルフィ』が2万3523台、中型セダンの『ティアナ』が1万0760台。中国ユーザーの嗜好を研究し、設計された点が、人気の理由だ。現地でのSUV人気を背景に、2月に新型を投入した『エクストレイル』も1万0867台、『キャシュカイ』も7988台を売り上げた。
日産の2014年1-5月の中国新車販売は、前年同期比15.4%増の約50万7700台。日産は2013年、中国で前年比17.2%増の126万6200台を販売。2014年の販売目標台数は、前年比10.6%増の140万台以上を見込む。




