BMW X6 新型、欧州でMディーゼル…トリプルターボは75.5kgmのメガトルク

自動車 ニューモデル 新型車
新型BMW X6 のM50d
新型BMW X6 のM50d 全 10 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWが6月6日に発表した新型『X6』。欧州仕様の同車に、「M」の名前を冠した高性能ディーゼルグレードが用意される。

これは、欧州向けの新型X6に継続設定されるもの。「M50d」と呼ばれるハイパフォーマンスディーゼルグレードが、先代X6同様、新型にもラインナップされている。

先代X6のM50dは2012年春、ジュネーブモーターショー12で発表。BMWの高性能車部門、M社が立ち上げた「Mパフォーマンスオートモビルズ」からリリース。『M3』や『M5』など、ガソリンエンジンのハイパフォーマンスモデルを数多く送り出してきたM社が、そのノウハウを今度はディーゼルエンジンに注ぎ込んだ。

今回、BMWが発表した新型X6のM50dグレードも、直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンを引き続き搭載。3個のターボチャージャーで過給するトリプルターボも健在で、最大出力381ps/4000-4400rpm、最大トルク75.5kgm/2000-3000rpmを引き出す。

駆動方式は4WDの「xドライブ」、トランスミッションは8速AT。新型X6のM50dグレードは、0‐100km/h加速5.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮。ボディの軽量化の効果もあって、0‐100km/h加速は先代比で0.1秒短縮した。

また、欧州複合モード燃費は15.15km/リットル、CO2排出量は174g/km。BMWは、「燃費は先代比で14%向上した」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る