【新聞ウォッチ】シューマッハ氏「奇跡の生還」、昏睡から意識回復し退院

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ミハエル・シューマッハ氏
ミハエル・シューマッハ氏 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年6月17日付

●成長戦略「岩盤規制」を改革、最終案、雇用・医療・農業が柱(読売・1面)

●自動運転の未来、須田義大氏、無人走行車日本も本気で(読売・13面)

●シューマッハさん退院、「昏睡」脱してリハビリ(読売・37面)

●家の中車でスイスイ、ホンダ・積水ハウス・東芝、高齢者向け実験(朝日・8面)

●三菱自、新ライン公開、岡崎工場、年間23万台目標(朝日・8面)

●発電事業で3合弁、三菱重、アルストムに提案(日経・1面)

●先端特許日本勢リード、自動運転車、トヨタ首位(日経・2面)

●モータースポーツ見直し、ブリヂストン、地域大会に軸足、ブランド発信は五輪で(日経・12面)

ひとくちコメント

朝から明るいニュースを伝えると気分も明るくなる。2013年末にスキー事故で頭部を負傷してから意識不明だったF1元世界チャンピオンのミハエル・シューマッハ氏が、5カ月半に及んだ昏睡状態から脱し て、フランスのグルノーブル大学病院から退院したという。

シューマッハ氏の関係者が発表したもので、きょうの各紙も「シューマッハ氏退院、リハビリは継続」(日経)などと、スポーツ面や社会面で報じている。

シューマッハ氏は2012年で現役を引退。昨年12月29日 にフランス・メリベルでスキー中に崖から転落し、頭部を負傷した。その後、グルノーブルの病院で緊急開頭手術が施されるなど懸命の処置を受けたが、意識がなかなか回復せずに小康状態が続いていた。

今年1月末には鎮静剤の投与量を減らし、意識を回復させる治療を開始。人工的に低体温の昏睡状態に置かれていたが、4月には意識回復の兆しがみられるようになったという。

退院後も、引き続き長期間のリハビリを継続するそうだが、高度な医療技術の進歩とともに、サーキット外でもシューマッハ氏の強靭な生命力には驚くばかりだ。

《福田俊之》

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