電通国際情報サービス、豊田自動織機のグループ経営管理システムを構築

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豊田自動織機グループの新経営管理システム構成
豊田自動織機グループの新経営管理システム構成 全 1 枚 拡大写真

ITソリューションの電通国際情報サービス(ISID)は、豊田自動織機のグループ経営管理システムを構築し、本格稼動を開始した、と発表した。

新システムは、国内外約220社に及ぶ同社グループの経営情報一元化とともに、グローバルな連結会計基盤の強化を実現するもので、オラクル社の経営管理システム「Oracle Hyperion Financial Management」とISIDの連結会計システム「STRAVIS」で構成されている。

豊田自動織機では、これまでは制度会計・管理会計・資金管理等の情報が一元化されておらず、グループ全体の経営情報を迅速かつ多面的に把握し、的確な意思決定を行うための情報基盤構築が求められていた。また同社では、グローバル市場でのさらなる競争力強化に向けて、連結会計基盤の強化が課題となっていた。

新システムは、これまで各担当部門が個別に収集・管理していた制度会計、管理会計、資金管理の各情報を一元化し、多面的な分析・レポーティングと効率的な決算処理の双方を、統合的な環境で実現している。各部門担当者は共通の環境から、必要な情報を必要なタイミングで抽出・活用することができる。

また新システムでは、本社と海外地域統括会社の連結会計システムのインターフェースを備えることで、統括会社傘下の企業の詳細情報を取得できる。これにより、従来は把握できなかった、個社別・製品別・市場別実績等のタイムリーな分析が可能となり、迅速で的確な事業戦略立案に役立つという。

《山内 博》

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