【パイクスピーク14】三菱、練習2日目もクラストップ「さらにペース上げられる」

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三菱 グレッグ・トレーシー選手
三菱 グレッグ・トレーシー選手 全 5 枚 拡大写真

米国コロラド州で23日より開始した「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2014」。26日には公式練習の2日目がおこなわれ、電気自動車改造クラスに参戦する三菱自動車は、初日同様トップタイムを記録し1-2位を独占した。

公式練習は25-27日の3日間開催。約20kmのコースを3分割し、各クラス毎に割り当てられたセクションを走行する。三菱が参戦する電気自動車改造クラスは、この日山麓部のボトムセクションを走った。

『MiEVエボリューションIII』2台で初優勝をめざす三菱、グレッグ・トレーシー選手が3分48秒208で、初日に続きクラストップタイムを記録。2年連続での予選クラストップを達成した。また、監督兼ドライバーの増岡浩選手は、3分51秒445で2位、三菱が上位を独占し決勝に向け勢いをつけた。

トレーシー選手は、「昨日行ったサスペンションの調整が功を奏し、タイヤとのマッチングもよく、マシンは素晴らしいバランスに仕上がりました。今日の予選はまだ少し余裕を残しての走行だったので、決勝ではさらにペースを上げることができると思います。」と意欲を見せる。

増岡選手は、「マシンは限りなく理想に近い状態に仕上がっています。サイズアップしたタイヤや、エアロダイナミクスの改良によるダウンフォース増大により、コーナリングスピードはかなり上がっていますが、進化したS-AWCのお陰で不安なく思い切り走ることができています。決勝では全力でアタックし、良い結果を出したいと思っています。」と抱負を語った。

このほか、昨年のクラス覇者、APEV田嶋伸博選手の『E-RUNNERパイクスピークスペシャル』は、トレーシー選手から約13秒遅れの4分02秒000でクラス3位。また、前日に予選が実施されたアンリミテッド・クラスのロメイン・デュマが『Norma M20』で記録した3分37秒525が、2日目までの総合トップタイムとなっている。

《宮崎壮人》

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