【新聞ウォッチ】新たに始まる7月1日、ヤマハ発の三輪バイク「TRICITY」も日本初登場

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年7月1日付

●大手賃上げ7370円、16年ぶり高水準(読売・8面)

●集団的自衛権憲法解釈変更へ、行使容認きょう閣議決定、公明、受け入れ決める(朝日・1面)

●三菱自、メキシコに小型セダン、クライスラーへ供給(産経・10面)

●「今期黒字化に自信」ソニー、テレビ新会社発足(産経・10面)

●スマホ寡占に風穴、SIMロック解除来年度にも(日経・3面)

●経済教室、日独自動車、為替で明暗(日経・31面)

●訃報・元東電社長の那須翔氏死去(日経・47面)

ひとくちコメント

今年もあと半年、もう半年しかないと思う人も少なくないが、きょう7月1日から2014年の下期が始まった。

きょうの紙面でも「新たなスタート」を告知する企業広告が多い。例えば、三菱電機は「一人に。世界に。」をメインコピーに「新しい三菱電機が始まります。」コーポレートカラーも「青から赤へ。情熱を持って」に変えるなどと、各紙に掲載。

一方、ヤマハ発動機は「2014年、LMW発進。ひろがるモビリティ、はじまる。」として、LMW=リーニング・マルチ・ホイールという、2+1輪のユニークなスタイルの「TRICITY」(トリシティ)が、いよいよ日本に初登場するとの告知広告を読売、朝日、日経の3紙に掲載している。

さらに、各紙には生命保険大手のメットライフアリコが「メットライフ生命」に社名変更し「今までなかった新しい生命保険会社をめざして、いよいよはじまります。」。また、モリタ防災テックと宮田工業が合併し、「モリタ宮田工業」が新たな一歩を踏み出す。

このほか、日経には「東燃ゼネラルグループ」がMOCマーケッティングとEMGマーケッティング合同会社の販売事業を統合。あのソニーが事業整理したVAIOも新会社として発足する広告を載せている。

そんな告知広告とは別に、きょうの紙面は賛否両論が飛び交う中、政府が集団的自衛権行使を限定的に容認する新たな憲法解釈に関する政府見解を「きょう閣議決定」することを報じている。

読売、産経が擁護する記事に対し、朝日、毎日、東京は「海外で武力行使が可能になる」ことなどを懸念する論調。「戦後の安全保障政策の大転換を解釈変更で行うことへの批判は強い」(毎日)と伝えている。憲法解釈を急ぐ安倍政権下では2014年下期も波乱含みの半年になりそうだ。

《福田俊之》

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