テロ組織関連メンバー5人を逮捕、マラヤ大元講師含む マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

アルカイダなどの国際テロ組織と関係のある過激派グループがマレーシア国内で活動を活発化させており、マレーシア警察はこのほどマラヤ大学の元講師ら5人を逮捕したと発表した。

イスラム原理主義武装組織、イラクとシャームのイスラム国(ISIS、別名イラク・レバントのイスラム国=ISIL)がシリアで行なっているジハード(聖戦)闘争にマレーシア人若者が多数参加していることが明らかになっており、こうした若者のリクルートに関与していたとみられている。

逮捕されたのは▽マハムード・アハマド元講師(36)▽モハマド・ナジブ・フセン(36)▽ムハンマド・ジョライミー(39)▽モハマド・アミン(31)▽ジェクナル・アディル(30)--。マハムード容疑者はパキスタンのイスラマバード大学に留学中の1990年代後半にアフガニスタンのアルイカイダのキャンプで訓練をうけた。5月に起きたバグダッドで起きた自爆テロ事件にマレーシア人として初参加したアハマド・タルミミ容疑者(26)を含む4人のシリア渡航を、モハマド・ナジブ容疑者と共に斡旋したとみられている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  6. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  7. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  8. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  9. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  10. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る