グラフェンの商業利用目指す行動計画を策定 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

世界的注目が集まっているグラフェンの活用を目指す、国家グラフェン行動計画(NGAP)2020が3日、発表された。

グラフェンは「奇跡の素材」とも言われており、ダイヤモンドより堅く、ゴムのように伸ばすことができ、壊れないとされている。NGAP2020ではゴム添加剤やリチウムイオンバッテリー陽極素材/ウルトラ・キャパシタ、導電性インク、ナノ流体、プラスチック添加剤の5分野がグラフェン活用の恩恵を受ける可能性がある分野に挙げられている。

グラフェン関連事業は2020年までに国内総生産(GDP)に90億リンギ、国民総所得(GNI)に180億リンギ貢献することが見込まれている。

イドリス・ジャラ首相府相によると、グラフェンの商業化はマレーシアの産業界のイノベーションにとり画期的な出来事となると見込まれている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  6. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  7. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  8. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  9. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
  10. ニュル最速EVの称号を奪還へ! 『タイカン・ターボGT4 RS』は家族みんなで楽しめるポルシェに?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る