サッカーW杯で生産性が10-20%ダウン…マレーシア製造業

エマージング・マーケット 東南アジア
ブラジル対コロンビア戦(7月4日) (c) Getty Images
ブラジル対コロンビア戦(7月4日) (c) Getty Images 全 1 枚 拡大写真

サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会も佳境を迎えているが、ペナンに本部を置くマレーシア製造業連盟( FMM)半島北部支部によると、W杯期間中に従業員が夜更かしをしたり仮病を使ったズル休みをとったりした影響で生産性が10-20%ダウンしていると明らかにした。

病気を理由とした医療休暇の申請は明らかに通常より多く、一部では3、4日の休暇をサッカーのために申請する者もいた。生産性低下だけでなく従業員の健康や作業時の安全面でも懸念だが、従業員が医師の診断書をきちんと出している限り、会社が休みを拒否することもできないという。

こうした中、会社側は勤務時間に柔軟性をもたせたり、残業や夜勤を減らしたりといった対策をとっているという。
(光明日報、7月7日)

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  6. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  7. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  8. 幻の1億円超えアメリカンスーパーカー、ついに復活!? クライスラー『ME4-12』発売の噂
  9. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  10. レクサス『RZ』に新バッテリー搭載で改良、充電時間短縮と「航続95km延長」実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る