フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは7月16日、ナイジェリアでの自動車生産と販売を、2014年内に開始すると発表した。
PSAプジョーシトロエンは、PANナイジェリア社との間で、現地での自動車生産と販売に関して合意。2014年後半から、ナイジェリアでプジョー『301』の組み立てを開始する。
また、両社の合意の中では、将来、プジョー『508』と『308』の2車種も、PANナイジェリア社が現地生産する取り決めが交わされた。
さらに、PSAプジョーシトロエンとPANナイジェリア社は、現地でのディーラーネットワークを構築。販売&サービスが行える体制を整える。
PSAプジョーシトロエンのアフリカ&中東担当、Jean-Christophe Quemard氏は、「中期経営再建計画のバック・イン・ザ・レースで示したように、成長市場を重視していく。ナイジェリアでのプジョー301の生産は、アフリカ事業の中核」と述べている。