JX日鉱日石、インドに潤滑油合弁販売会社を設立

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調印式の様子(右:TWO社のダッタ会長、左:保谷執行役員潤滑油企画部長)
調印式の様子(右:TWO社のダッタ会長、左:保谷執行役員潤滑油企画部長) 全 2 枚 拡大写真

JX日鉱日石エネルギーは7月21日、インドのTIDE WATER(TWO)社と、同国ハリヤナ州グルガオンに潤滑油合弁販売会社を設立することで合意、TWO社本社ビルで合弁契約締結の調印式を行ったと発表した。

TWO社は約90年の歴史を有し、インド全土をカバーする製造・物流・販売ネットワークを持つ大手潤滑油メーカー。現在JX日鉱日石は同社を販売窓口として、日系・インド系自動車会社向けを中心に潤滑油事業を展開している。

JX日鉱日石は、インドにおける潤滑油事業の強化・拡大を目的として、2009年4月にニューデリー事務所を開設し、TWO社への技術サポートを行うとともに、合弁販売会社設立に向け協議を行ってきた。

今後はTWO社へ委託していた事業を合弁販売会社に移管し、既存の日系・インド系自動車会社向けの販売拡大を図るとともに、自社ブランド製品であるENEOSオイルの販売に取り組む。合弁販売会社の設立により、同社の潤滑油事業に関する海外拠点数は、製造拠点が47か所、販売拠点が27か所となる。海外での潤滑油販売数量は、現在年間約50万KLだが、新興国への事業展開を積極的に進めることで、2020年には90万KLの販売数量を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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