政府系電力会社テナガ・ナショナル(TNB)は、1マレーシア・デベロップメント(1MDB)と三井物産のコンソーシアム、ジマ・イースト・パワーとの間で、電力売買契約(PPA)を締結した。ザ・スターが報じた。
ジマ・イーストは石炭火力発電所をネグリ・センビラン州ポート・ディクソンのムキム・ジマに建設。設計及び建設、所有、運営を手掛ける。発電能力は2000メガワットとなる見込みだ。
このプロジェクトは「3B」と呼ばれている。発電所の建設契約の規模は110億リンギ。
2018年11月15日から2019年5月15日の間に商業運転を開始する予定で、発電された電力はTNBが買い取ることになる。PPAの期間は25年間となる。
ジマ・イーストはTNBフューエル・サービシズから、発電用の石炭の供給を受ける予定で、石炭の供給と輸送に関する契約を締結した。