ホンダのインド現地法人、ホンダシェルカーズインディアリミテッドは7月23日、インドで新型『モビリオ』を発売した。
モビリオは2001年、初代『フィット』をベースに日本国内で発売された小型ミニバン。コンパクトなボディに3列シートを採用。最大7名が乗車できた。
しかし2008年5月、『フリード』の発表に伴い、モビリオの販売は終了。その後、モビリオは2013年秋、インドネシアで開催されたジャカルタモーターショー13において、新興国向けの7名乗りMPVとして、復活を果たしている。
7月23日、ホンダシェルカーズインディアは、インドで新型モビリオを発売。新型モビリオを擁し、ホンダはインドのMPVセグメントに参入した。ボディサイズは、全長4386×全幅1683×全高1603mm、ホイールベース2652mm。インドでは中型MPVセグメントに分類される。インドの道路事情を考慮して、最低地上高はクラストップの189mmとした。
搭載エンジンは2種類の直列4気筒。ともに排気量は1.5リットルで、ガソリン「i-VTEC」は最大出力119ps、最大トルク14.8kgm。ディーゼル「i-DTEC」は最大出力100ps、最大トルク20.4kgmを引き出す。ディーゼルの燃費は24.2km/リットル。ホンダシェルカーズインディアリミテッドは、「クラスで最高の燃費性能」とコメントしている。