コニカミノルタ、マラッカに子会社設立 複合機消耗品生産

エマージング・マーケット 東南アジア

コニカミノルタは、マレーシアにおいて複合機(MFP)の消耗品を生産するコニカ・ミノルタ・ビジネス・テクノロジーズ(マレーシア)を設立したと発表。10月に稼働を開始する。

子会社は、コニカミノルタの東南アジア統括会社であるコニカ・ミノルタ・ビジネス・ソリューションズ・アジアの100%子会社としてマラッカ州マラッカに設立した。工場の敷地面積は10万4,000平方メートル。複合機の消耗品及び部品、ユニット等の生産を行う。これまでコニカミノルタがHDD用ガラス基板の生産を行っていたマレーシア工場の土地や施設、設備を最大限活用して生産を行う。またコニカミノルタの最新モデル工場として、顧客向けのICTサービスや文書管理システムなど最新ソリューションを導入し、運用する計画だ。

コニカミノルタは、情報機器事業をグローバルに展開しており、機器提供にとどまらず顧客企業の出力最適化提案をはじめとした課題解決のための各種サービスを提供している。主力製品の「bizhubシリーズ」の設定台数が年々増加しており、消耗品及び部品の安定供給体制を強化するために、コニカ・ミノルタ・ビジネス・テクノロジーズは、「bizhubシリーズ」の消耗品及び機能部品を生産することを決定した。

コニカミノルタは、複合機用消耗品の生産拠点を確保することで、様々なリスクへ柔軟に対応し、事業を継続できる体制を整えて行く方針だ。

広瀬やよい

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