ダイハツ 入江専務、インドネシア「他社の相次ぐMVP投入で競争環境が激化」

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ダイハツ工業 入江誠 取締役専務執行役員
ダイハツ工業 入江誠 取締役専務執行役員 全 4 枚 拡大写真

ダイハツ工業の入江誠取締役専務執行役員は7月31日に都内で開いた決算会見で、海外の主力インドネシア市場で他社から新型MVPの投入が相次いでいることに関して「競争環境が激化し、我々の『セニア』は若干の影響を受けている」と明かした。

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入江専務はインドネシア市場について「大統領選挙によって一時、足踏み状態だったものの、今後は拡大していくと考えている。ダイハツは2013年9月に導入したLCGC(低価格エコカー)の『アイラ』を中心に販売は堅調に推移している」とし、「販売計画については期首の21万台(前年比12%増)を変更していない」と説明。

その一方で「ホンダ『モビリオ』、スズキ『エルティガ』が相次いで投入され、我々の『セニア』は若干の影響を受けている」とも話した。

ただ「セニアは厳しい状況はあるが、唯一のFR車であるという強みを最大限生かしていきたい。荷室の広さ、登坂性能、最低地上高、3列シート、乗降のしやすさなどセニアは優位性を技術的にはもっているので、そうしたことを含めた形での広告宣伝やキャンペーンなどで巻き返しを図っていきたい」と強調した。

《小松哲也》

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