【マレーシア航空17便 撃墜事件】調査団が現地入り、ナジブ首相が停戦呼び掛け
エマージング・マーケット
東南アジア

調査団は最も多くの乗客が乗っていたオランダと豪州の専門家で構成されている。マレーシアからも68人の専門家や警察官がキエフに向った。
墜落現地は親ロシア派武装組織が支配下に置いており、ウクライナ政府との戦闘に巻き込まれる恐れがあるという。調査が妨害を受ける懸念もある。ナジブ・ラザク首相はオランダ入りし、同国のルッテ首相と会談。ウクライナ政府と親ロシア派に対して、国際調査団の活動を邪魔しないため墜落現場周辺で停戦するよう呼び掛けた。
西側は親ロシア勢力がロシアから供与された地対空ミサイルでウクライナの軍用機と誤ってMH17便を攻撃したとみているが、ロシア及び親ロシア派はウクライナ軍の仕業だと主張して議論は平行線をたどっている。
同事件では乗客乗員298人全員が死亡、収容された遺体は空路オランダに運ばれた。ナジブ首相と随行員らはオランダ軍基地内に設けられた献花所を訪れた。S.スブラマニアム保健相によると、3週間以内に遺体の身元の確認が終わるという。
《伊藤 祐介》
【注目の記事】[PR]
ピックアップ
アクセスランキング
- トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
- 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
- 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
- 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
- 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
- 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
- V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
- 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
- メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
- ニュル最速EVの称号を奪還へ! 『タイカン・ターボGT4 RS』は家族みんなで楽しめるポルシェに?