スズキ、米国で2.5万台を追加リコール…デイタイムライト過熱で火災の恐れ

自動車 テクノロジー 安全
スズキ ヴェローナ
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2012年秋、米国の四輪車市場からの撤退を発表したスズキ。同社が過去に米国で販売した車両について、追加リコール(回収・無償修理)を実施する。

これは7月29日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「スズキの米国法人、スズキモーターオブアメリカから、『ヴェローナ』のリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、2014年5月に発表したリコールに追加で行う形。デイタイムランニングライトの不具合が原因で、当初は『フォレンツァ』と『リノ』の2004-2008年モデルを、合計18万4244台リコールするとしていた。

今回、このリコールが、2004‐2006年モデルのヴェローナ2万5899台に拡大。同車はGMの韓国部門、旧GMデーウが開発。シボレー『エピカ』のOEM車。

デイタイムランニングライトの不具合は、デイタイムランニングライトを制御するモジュールが過熱する可能性があり、車両火災に至る恐れがあるという内容。スズキモーターオブアメリカは、対象車を保有する顧客に連絡し、デイタイムランニングライトのモジュールを交換するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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