マレーシアのマハティール元首相、「ナジブ首相をもう支援しない」

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マハティール・モハマド元首相は18日の朝に発表した自身のブログで、ナジブ・ラザク首相に対する支援を止めたと述べたと、ラクヤット・ポストが伝えた。

昨年の総選挙以降、ナジブ首相に直接様々な助言を行ってきたがことごとく無視されたからだという。

マハティール氏は、昨年の総選挙における与党連合・国民戦線(BN)の成績がアブドラ・バダウィ政権時代の前回選挙よりさらに悪化したと述べた上で、その後に行われるべき政治改革に望みをかけていたが裏切られたとコメント。民族間の調和や経済、財政などの諸政策がナジブ政権下で破壊されてしまったと述べ、助言が入れられない以上はナジブ政権を公然と批判するしかないと強調した。

またナジブ政権が、国内治安維持法撤廃など、あまりに多くの野党の望む政策をやりすぎたと批判。にも関わらずナジブ政権が野党からの攻撃を和らげることができなかったと指摘した。

マハティール氏のブログが反響を呼んだことから、同氏は18日夜になって「ナジブ氏の退任を求めるものではない。ただナジブ氏の政策に同意できないだけだ」と説明した。

千田真理子

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