バンコクの空港アクセス鉄道、特急の運転時間帯を大幅短縮

鉄道 企業動向

【タイ】高架電車エアポートリンクは9月1日から、バンコク都内のマカサン駅(シティターミナル)と郊外のスワンナプーム空港間をノンストップで結ぶ特急列車「マカサンエクスプレス」の営業時間を現行の午前6時―午後12時から午前10時―午後10時に短縮する。

 「エクスプレス」の利用者数が伸び悩む一方、各駅停車を利用する通勤通学客が増えているため、特急列車を各駅停車に転用する。

 エアポートリンクは2010年8月に正式開業した。全長28キロ、全8駅で、スワンナプーム空港とバンコク都内を15―30分で結ぶ。運営はタイ国鉄(SRT)子会社のSRTエレクトリファイドトレイン。開業から1年も経たない2011年3月、部品不足で特急の運行が5日間停止したほか、2012年5月にも、部品不足で一部車両が使用出来なくなった。今年4月には、前年の5月に公募で社長に就任したピーラカン社長が経歴詐称で解任された。

 現在も車両のオーバーホールや新規導入、部品の手配、線路の保守整備などに問題を抱え、安全性への懸念が浮上している。

バンコク―空港間高架鉄道、特急の営業時間大幅短縮

《newsclip》

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