エアインディア従業員による金の密輸が発覚

エマージング・マーケット インド・南アジア
エア・インディア
エア・インディア 全 1 枚 拡大写真

インド政府は3年前から今年までの間に、国営航空会社エアインディアの従業員によって密輸入された金を13ケース発見したと民間航空省が発表した。

インドは中国に続く世界最大規模の金輸入国であるが、昨年から10%の関税を課すことを決定し、これによる貿易赤字の削減のため輸入した金塊の1/5を輸出しなければならないという事態になった。

しかしこのことは金が輸入自動車と共に持ち込まれたり、人間が自ら金を飲み込み空港のセキュリティチェックを通過しようと試みるなど却って深刻な密輸を招いていた。

エアインディア従業員が密輸した金の量など詳細は明らかにされていないが、厳重な懲戒処分が行われたと政府は述べている。

インド政府は昨年、密輸された2.34トンの金を押収したとしているが、ワールド・ゴールド・カウンシルは200から250トンの金が不正にインドに流入していると見積もっているとタイムズオブインディアは伝えている。

編集部

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  6. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  7. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  8. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  9. 585万円で発売の軽キャンピングカーに注目…7月の新型車ランキング
  10. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る