マレーシア航空再建計画を発表、60億リンギ注入&6千人削減…国営投資会社
エマージング・マーケット
東南アジア

計画内容は上場廃止、60億リンギの資本注入、6,000人の人員削減、路線見直し、本部移転など全12項目に渡っており、3年後の2017年の黒字回復を目指す。ただ個々の具体的内容はあきらかにされておらず、MASの名前もそのまま維持されることになっており、計画通りに実施できるかどうかが注目される。アハマド・ジャウハリ最高経営責任者(CEO)は辞意を表明しており、近く退任する見通し。ただ改革の旗振り役となる後任CEOについては、まだ人選を進めている段階だという。
すでに69.37%の株式を取得しているカザナが残余株を買収。国有化して上場を一旦廃止する。2015年7月1日付けで新会社を発足させ、3~5年後をめどに再上場する。カザナは60億リンギを注入し、残余株の買取費用やリストラ経費、現在290%に達している純負債比率を120%まで圧縮させる。
《伊藤 祐介》
【注目の記事】[PR]
ピックアップ
アクセスランキング
- 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
- 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
- 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
- ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
- 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
- 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
- トミカ「ムービースターズ」、第1弾は『西部警察』のスーパーZとガゼール…2026年2月発売
- 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
- メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
- 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応