ベネッセ、セキュリティ専門会社と合弁会社設立…一層の安全確保を

エンターテインメント 話題
ベネッセホールディングス
ベネッセホールディングス 全 2 枚 拡大写真

 ベネッセホールディングスは9月10日、ラックとの合弁会社設立に関して基本合意に至ったと発表した。世界でも有数のセキュリティレベルの保守・運用体制を構築することを目指す。出資比率はベネッセ7割、ラック3割を予定している。

 業務委託先元社員が顧客情報を不正に取得し、名簿事業者へ売却していた事件を受けて、同社は情報セキュリティ専門会社であるラックによる監視を実施し、早急にデータベースの安全確保のための緊急対策を実施してきた。

 ベネッセホールディングスとラックは、今後、世界でも有数のセキュリティレベルの保守・運用体制を構築することを目指し、ベネッセグループのシステム運用・保守およびデータ運用を行うことを目的に、合弁会社を設立することで合意した。

 新会社の設立に伴い、これまで保守・運用を担当してきたシンフォームについては、新合弁会社に必要とされる資産や人材などの統合を図るという。

 なお、合弁会社の名称や本社所在地、代表者、資本金、設立年月日については、今後協議して決定する。10月末に合弁契約を締結し、平成27年4月に合弁会社によるサービス開始を予定している。

ベネッセとラックが合弁会社設立…セキュリティレベル向上へ

《工藤めぐみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  3. 【三菱 デリカミニ 新型】日本のアニメ文化も取り入れた新「ウルルン顔」は可愛いだけじゃない
  4. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る